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ご利用航空会社や目的地を問わず、あらゆるフライトをオフセットできます。
オフセットアプリ

オフセットの仕組み
信頼ある気候変動対策プロジェクトをサポートする
ご自身の排出量をオフセットすることで、温室効果ガスの専門家によって選定・承認されたプロジェクトを支援できます。


Niclas Svenningsen
UNFCCCグローバル気候行動マネージャー




信頼ある気候変動対策
JALの気候変動対策パートナーであるChooose社は、ノルウェーのオスロに本社を置く気候変動テクノロジーの企業です。独自の産業パートナーや個人の支援者による協力を得て、様々な分野における気候変動対策の利用や導入を加速させています。

CO2排出量とは?
CO2排出量は、あらゆるアクティビティに関連した温室効果ガス(GHG)によって定義され、排出量を3つの種類に分けています。 (1) スコープ1とは、事業者による直接的な CO2排出量を表します。たとえば製品を生産する際に直接的に生成される排出ガスをはじめ、燃料の使用、社用車の利用などもこれに当たります。 (2) スコープ2とは、他社から供給された電気、熱等のエネルギー発生に起因する間接的な排出量を表します。 (3) スコープ3とは、企業活動におけるスコープ1・2以外のすべての間接的な排出量を表します。サプライチェーン(輸送・配送など)における排出を含め、社外への投資、出張、通勤などもこれに該当します。
オフセットによる資金は何に使われますか?
オフセットで支払われた金額は、フライトによるCO2排出量と同量のCO2排出を削減、吸収、回避するプロジェクトを支援するため、第三者が認証したカーボンオフセットの購入および無効化に充てられます。JALカーボンオフセットでは、VCS、Gold Standard、American Carbon Registry、Climate Action Reserveなど、国際的な認証基準で認証された「認証排出削減量(VER)」と国連で認証された「認証排出削減量(CER)」、そして日本で認証される「J-クレジット」を対象としています。 お手続きの際に、クレジットカード処理および日本航空の提携先であるCHOOOSE™の管理およびサポートのための料金が0.35ユーロかかります。これはChooose社のシステム維持運営に役立てられます。
カーボンオフセット(クレジット)とは何ですか?
カーボンオフセットとは、日常生活や経済活動において避けることができないCO2などの温室効果ガスの排出について、まずは排出量を認識し、削減する努力をした上で、削減が困難な分について排出量に見合った削減・吸収プロジェクトなどに投資することにより埋め合わせるという考え方です。 プロジェクトの多くは財務上の問題を抱えていますが、カーボンオフセットはこの追加的なCO2削減のための資金となります。追加性については、プロジェクト開始時に第三者検証機関および各認証機関によって検証されます。
お客さまのサポートなしにプロジェクトが実施できないというのはどういうことですか?
プロジェクト実施によるカーボンオフセットは、追加性の原則を満たしたうえで具体化・収益化される必要があります。これは、カーボンオフセット販売による収益があってはじめてプロジェクトが実施できる、すなわちそれまで実施困難だったプロジェクトに取り組めることを意味しています。つまり、いずれにせよ実施されていたプロジェクトを支援しているわけではありません。 カーボンオフセットは、追加的なCO2削減のための資金となります。プロジェクトの多くは財務上の問題を抱えており、カーボンオフセットの資金なしには実現が困難です。追加性については、プロジェクト開始時に第三者検証機関および各認証機関によって検証されます。
カーボンオフセットは本当に気候変動対策に貢献しているのですか?
温室効果ガスの量は、どこで排出されてたものであっても地球温暖化への影響は同じであることが科学的に明らかになっています。排出量だけでなく、削減量や回避した量についても同じことが言えます。気候変動は大気中へのCO2排出量増加によるものであり、これを抑制することが最も重要です。そのためには、従来の多量のCO2排出を伴うアクティビティに代わり、CO2排出が少ないプロジェクトを支援するという方法があります。多くの地域や国においてプロジェクトの実施には経済的に大きな壁がありますが、カーボンオフセットの資金によりプロジェクトが実施可能となることでCO2排出量を削減できるとともに、関連するプロジェクトへの支援を通じて気候変動対策に貢献することができるのです。